岡田正則先生から、以下2つの抜き刷りをご恵贈頂きました。岡田先生にお会いしたことはありませんが、ご高論を引用した拙稿「原発事故避難者と二重の住民登録」の抜き刷りをお送りした返礼としてお送り頂いたようです。誠にありがとうございます。
- 岡田正則 [2018] 「フランス民法典とドイツの国民国家形成――civil概念の対外的機能に関する考察」水林彪/青木人志/松園潤一朗 (編) 『法と国制の比較史――西欧・東アジア・日本』日本評論社, 175-197頁
- 岡田正則 [2018] 「私権・人権と市民的権利――フランス革命期の憲法・民法典におけるcivilとcitoyen」水林彪/吉田克己 (編) 『市民社会と市民法――civilの思想と制度』日本評論社, 119-148頁
両者は姉妹篇で、それぞれ独仏におけるcivil概念を法思想史的に検討なさっています。私もシティズンシップ論のようなことをやっておりますので、こうした歴史的文脈を多少なりとも学んでいきたいと思います。勉強させて頂きます。
なお、上記の拙稿をお送りした他の先生方からも、有難い反応を多々頂いております。この場で改めて御礼を申し上げます。引き続き精進いたします。